夜釣へ
C.O.
チヒロ・オオダテ official web site


母親に対する名状し難い嫌悪感(圧迫感)、男の健康な肉体の輝きに対する〝あこがれ〟、実感の伴わない、それでいて生活を支えている退屈な仕事。
肉体的なものとそうでないものに分けられる対象――柊子とそれらの間に立ち上がってくるパースペクティブを通して彼女が自身の身体性を取り戻していく過程、言い換えれば、世界に対して主体性を獲得しようとする個人の反抗(それはまたつぎの敗北につながるのですが)、一応、書きながらそんなようなことを考えていました。
書けているかどうかは別として……。