燃ゆる馬
C.O.
チヒロ・オオダテ official web site


台湾、高雄。探偵の元に、かつての恋人から人探しの依頼が届く。莫大な遺産を持ち逃げしたというその女”スター”の零した痕跡をついに見つけた探偵だったが――。探偵、元恋人、そしてスター。三人の交わらないままに奇妙にシンクロする運命。人生の思いがけないあっけなさを、超然とした筆致で描き出す、林芙美子文学賞佳作受賞後第一作。
引用:小説トリッパー編集部
探偵、グラス、スターの三人がそれぞれに旅をしたり、しなかったりするのですが、それが偶然か、運命(のようなもの)か、思いもよらない方向へ転がっていってしまう。
――それは人間(ぼく/私)の側から見ればおそらく悲劇なのですが、運命の側から見ると喜劇かもしれません。
人間は世界に対してどこまで主体的であれるのか? ……
(2025年10月20日 担当編集さんへのメモより)